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幸せすぎることによる不安感

三丁目の夕日をごらんになった方は多いであろう。舞台は昭和33年の愛宕周辺といわれる。筆者が生まれて1年後。日本が高度成長に向かい始める頃で、町には活気が溢れていた。がしかし、今と比べて、暮らしやすい時代だったのであろうか。確かに若く、活気に溢れた時代ではあったかもしれないが、今の方が尾より多くの人が幸せに暮らしている。当時東京で防空壕跡を住居にしていた人2万人、公務員の初任給一月分以下の年収が12万世帯。まあ要するに皆貧乏だったのです。青少年の凶悪犯罪も今より多かった。今はみなが衣食足りて、帰って未来に不安になりすぎているのではなかろうか。筆者は小学校入学前後の数年を沼津市内で過ごしたが、家の前の道は舗装されておらず、毎日通る馬車の馬の落し物が落ちていた。 橋の下には乞食が住んでいて、うちにもお金を貰いに来て、5円とか10円を両親はそのたびに渡していたように思う。町のアーケード下には傷痍軍人の悲しいアコーディオンのメロディーが流れていた。今の時代は多分日本の歴史上もっとも庶民が幸せな時代と思う。だって子供が生まれても間引かなくてもいいんだよ。だから皆この幸せを失うことを恐れて、過度に不安になっているんだ。それはちょうど、健康な人たちの健康ブームのようなものである。

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母が、三丁目の夕日の映画を観て、懐かしい〜と喜んでいました。
健康な人たちの健康ブーム。わかります。その通りですね。
銭湯通いに家族で行っている、我が家もそのブームの1人かもしれません。

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三丁目の夕日は、母が観て懐かしい〜と見いっていました。


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母が、三丁目の夕日の映画を観て、懐かしい〜と喜んでいました。
健康な人たちの健康ブーム。わかります。その通りですね。
銭湯通いに家族で行っている、我が家もそのブームの1人かもしれません。

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三丁目の夕日は、母が観て懐かしい〜と見いっていました。